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こんぱすコーチの全方位日記

八木澤式・自動格納ミラーユニット

八木澤式・自動格納ミラーユニットの取り付け



※※このページを参考に自車を改造される場合は、あくまでも自己責任でお願いします。改造の結果、不具合が生じたとしても当方は責任を負いかねますのでご了解ください!※※


(出所:八木澤氏のホームページ)
JMU01 LRA01
↑自動格納ミラーユニット・JMU01 ↑ロック連動アダプター・LRA01

ACC電源が入ると自動的にミラーオープン。
ドアをロックすると自動的にミラークローズ。

車速感応ドアロックと並んで八木澤氏オリジナル作品の定番
「八木澤式・自動格納ミラーユニット(JMU01)」です。
「ロック連動アダプター(LRA01)」と組み合わせることによって、ドアロック連動ミラークローズが実現します。

前モデルのVOXYから、2007年6月式のモデルに移植を試みました。

配線のイメージ図は以下のとおりとなります。

JMU01・LRA01配線イメージ図

各コネクタの配置図は以下のとおりです。
(出所:八木澤氏のホームページ)
コネクタ配置図
<図をクリックすると、拡大図が表示できます>


JMU01(自動格納ミラーユニット)とLRA01(ロック連動アダプター)は独立していますが、
黄線同士をギボシで接続したうえ、
JMU01の黒線に分岐コネクタを取り付けてLRA01の黒線を接続し、一体化しておきます。
またLRA01の茶線は、接続先が遠く、線の延長が足りないため
上のイメージ図のようにギボシを介して延長しておきます。
(延長ケーブルは識別しやすいため茶色が望ましいのですが、
私の場合は茶色ケーブルが手元になかったので赤で代用しました)。

LRAのACT+用ケーブルを延長

さらにJMU01とLRA01を結束バンドで束ねておきましょう。

◆右フロントドア内張りの取り外し

前モデルと異なり、2007年6月移行のモデルは、
関係するすべての接続コネクタが、運転席(右)側フロントドア内張り内にあります。
したがってユニットを取り付けるためには内張りの取り外しが必須です。
まずは運転席ドアにあるマスタースイッチをはずします。

フロントドアにあるマスタースイッチ

エッジの部分をつかんで上方へ引き出すと、
数か所のツメがはずれます。

ツメをはずしてマスタースイッチを取り出す
マスタースイッチ裏側につながっている2か所のコネクタ
(このコネクタが、接続対象のL3コネクタ及びL4コネクタです)をはずすと、
マスタースイッチは完全に脱着できます。

取り出したマスタースイッチ

続いて、内張り本体をはずします。
ドア内張りの構成図

上図の赤矢印のように、ビスが2か所存在しているので注意してください。
私は、ドアレバー部分にビスが存在しているのに気づかず、
無理やり内張りを剥がしたために、
ドアレバー付近の樹脂を割ってしまいました(T.T)

↓こんなことにならないよう、ご注意あれ!
ドア内張りの樹脂パネルが割れる

◆L3コネクタ関係の加工

下図がL3コネクタの見取り図です。JMU01の接続対象となる信号線は、
12番ピン~15番ピンに接続されている線です。

L3コネクタ

まず12番(黒/白)はJMU01の黒線(アース)、
13番(桃)はJMU01の橙線(IG電源)と分岐コネクタを介して接続します。

14番(紫)と15番(薄緑)はそれぞれ、
JMU01にMR信号とMF信号を取り込むため、
いったん切断してJMU01側と接続する工作が必要です。

コネクタからやや離れたところで、ニッパーを使って線を切断し、
ギボシのオスメスを取り付けます。
それぞれのギボシのオスメス組み合わせに合うように、
JMU01側のMF信号線(白・緑)、MR信号線(灰・青)にも
オスメスのギボシを取り付け、配線図どおりに接続します。

接続後の姿は下の写真をご覧ください。

L3コネクタとの接続

少々わかりづらいですが、L3コネクタの右側にギボシや分岐コネクタがご覧いただけます。

このような配線を取り回すことで、
将来、車を処分する際に原状復帰したいときには
JMU01との接続を簡単にはずせますし、
L3コネクタの紫・薄緑の両線も切断状態から結線状態に簡単に戻ります。

◆L4・L6コネクタへの接続

L4コネクタ   L6コネクタ
↑L4コネクタ   ↑L6コネクタ

L4の11番ピンに接続されている黒線と、
JMU01の赤線(常時電源)を分岐コネクタを介して接続します。

L4コネクタとの接続

L6の4番ピンに接続されている黒線と、
LRA01の茶線(ACT+)から延長したケーブルを
分岐コネクタを介して接続します。

L6コネクタとの接続

◆装置全体の設置

まず結束したJMU01とLRA01を、
L6コネクタへ向かっているハーネス束に結束バンドで固定します。

JMU01とLRA01を設置


後は、結束バンドを使ってユニット本体を据え付けたり
既存のハーネスにユニットの配線を結束して設置を完了させます。
ということで、これにて作業完了!
設置済みの全体俯瞰写真をご覧ください。

JMU01とLRA01の設置済み全体写真

なお、開閉動作がおかしい場合
(たとえばACC電源を入れても開かない、
車速感応ドアロックが働いて走行中に自動ドアロックすると
ミラーがクローズする等)、
分岐コネクタ上の接続が甘いことが考えられます。 特にJMU01のIG電源である橙線と、L3コネクタ13番ピンの桃線
との接続が甘いと、まず正常動作はしません。

ユニットの動作が挙動不審の場合は、
まず各ケーブルが確実に接続されているかどうかを
確認してみてください。


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